国年眼科クリニック
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治療効果の確認



例えば13〜20という範囲で変動している眼圧を治療によって10〜14という範囲にできれば、これは眼圧が下がったといえます。


複数眼圧と複数眼圧を比較 = 変動幅と変動幅を比較
                    (線)と(線)の比較
 13〜20 → 10〜14


⇒ 眼圧が下がったことを確認
  (治療効果の判定が正しい)




もしも眼圧を1回しか測らないですぐに治療を始めてしまうと、13〜20の範囲内の13という眼圧が治療後に10〜14の範囲内の13ということになると、本当は眼圧を下げる効果があるにもかかわらず、治療により13→13ということになり治療が効いていないという誤解を生じます。


1回眼圧と1回眼圧を比較 = (点)と(点)の比較
    13    →   13   
  (13〜20)   (10〜14)


⇒ 本当は眼圧が下がっているのに、下がっていないと錯覚
  (治療効果の判定を誤る)




また、眼圧の変動範囲が治療前も治療後も13〜20だとします。

(複数眼圧)(複数眼圧)
  変動幅と変動幅を比較する
    (線) (線)

  眼圧は下がらず治療効果はない

ところが、治療前に眼圧を1回だけ測ってこれが18、治療後には13という眼圧の場合、本当は治療効果がないにもかかわらず、18→13ということで治療効果あり錯覚してしまいます。ですから治療前も治療後も何回か眼圧を測ることが大切です。いったん治療を始めてしまうと治療前の眼圧を測る機会がなかなかありませんので、治療効果の判定には重要です。

1回眼圧と1回眼圧を比較すると
  (点)  (点)
 治療効果の判定をまちがうことがある


本当は眼圧が下がらず(変わらず)、
治療効果はないが、眼圧が下がったと
錯覚してしまう

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