視野検査を受けるコツ
視野検査は、緑内障がどのくらい進行しているかを調べる最も重要な検査です。
視野検査を受ける時は、正確な結果を残すことが重要です。
視野検査は5年間位の経過をみて緑内障の進み方が早いか遅いかを判断します。毎回の検査結果が不正確ですと判断しにくくなります。
視野検査は 「もぐらたたき」 ゲームのように感じるかもしれません。ゲームならば高得点を狙うために頑張ろうとしますが、視野検査で高得点を狙おうと頑張り過ぎると、キョロキョロしたり(固視不良)、見えないはずの光なのにボタンを押してしまったり(偽陽性)してしまいます。逆に、慎重になり過ぎると結果が事実よりも悪くなってしまいます。
視野検査を受ける時は、見えないことが多くても心配せず、見えた気がしたらボタンを押す、見えなかったらボタンを押さないという単調な作業を何も考えないで淡々と行うことが大切です。
「見えないことが多い検査である」と最初から思って検査を受ける方が安心できますので誤差は少なくなります。
睡眠不足の場合は、視野検査中に眠くなってしまい、誤差が多くなります。視野検査前日は睡眠を十分にとりましょう。
視野検査のポイント:
・見えにくくても不安に思わず淡々と行う
・良い成績を残そうと思わない
・睡眠不足を避ける