戻る 目次 次へ 眼科受診の間隔
・緑内障の疑いがある場合:
疑いの強さによって受診の間隔が決まります。3ヶ月ごとであったり、1年ごとであったりとさまざまです。多くの緑内障は進行が大変ゆっくりですので、経過観察をしている間に所見が大きく変化するということはまずありませんので間隔をあけてもいいわけです。眼圧は毎回測ります。視野検査や眼底の解析は半年から1年に一度くらいです。
・緑内障を治療中の場合:
緑内障の診断当初は、精密検査やめぐすりの効果判定と選択、副作用のチェックなどで比較的頻回に受診をしますが、めぐすりの種類が決まり、安定した効果が得られて、方針が決まりましたら、1ヶ月から3ヶ月に1回くらいのペースで受診をして眼圧や副作用のチェックを行います。
視野検査や眼底解析は6ヶ月に1度くらいですが、視野検査には2種類あるので、両方とも定期的に行う場合は3か月ごとのように間隔が短くなることがあります。 眼底写真は1〜2年ごとくらいです。
眼圧が下がりにくくなったり、視野が早く悪化したなど緑内障治療効果が落ちてきた場合には治療方針を変える必要があるので受診間隔が短くなります。
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