戻る 目次 次へ レーザー治療
レーザー治療の代表的なものは以下の2種類です。
1)
目の中の水の流れが悪い緑内障に対して、障壁となっている茶目(虹彩)にレーザーをあてて水の流れをよくするもの。
目の中の水の流れが瞳のところで悪くなることがあり、徐々に眼圧が上がってきたり、あるいは突然に眼圧が急上昇するいわゆる緑内障発作を起こすことがあります。
このような場合は、レーザーで茶目(虹彩)に小さな穴を開けます。瞳での水の流れが悪くなってもレーザーによって新しく開けられた穴が非常口として役に立ち、水の流れは悪くなることがありません。ですから、発作を起こす危険性もなくなります。
2)
目の中の水が排出される下水管にレーザーをあてて水の通りをよくするもの。
手術と比べると効果が小さかったり効かなかったりする頻度が高いです。手術の代わりになるほどのものではなく、なんらかの理由で手術が困難なときや避けたいときに行うことがあります。あくまでも補助的治療であり、手術にとってかわるものではありません。
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