治療中の眼圧評価
めぐすりの種類を変えたり、2種類、3種類とつけるめぐすりを多くしても眼圧が目標とする眼圧にまで十分に下がらない場合は、手術など他の方法で眼圧を下げることになります。
また、目標とする眼圧になっているにもかかわらず緑内障がすすむ場合は、目標設定をもっと低くします。つまり、経過をみてみないと眼圧の合格ラインがどのあたりかはわかりません。
めぐすりの種類を多くしても新しい目標値にまで眼圧が下がらなければ、手術など他の方法で眼圧を下げます。眼圧が十分に下がっていて、これ以上下げる余地がない場合にはレーザーや手術を行わず、他ののみぐすりなどを使って様子をみます。
目標達成せず → 不合格(#)
目標達成
→ 緑内障がすすまない → 合格
→ 緑内障がすすむ → 不合格 → 目標再設定(*)
(もっと低い眼圧にする)
(*)目標再設定 → 眼圧を下げる余地がある → めぐすりの種類を変えたり、いくつかの種類のめぐすりを使う(一般的に3種類まで)
→ 目標達成 → 合格
→ 目標達成せず → 不合格(#)
(#)不合格
→ 眼圧を下げる余地がない → 現在の治療を続ける
→ 眼圧を下げる余地がある → 手術、レーザー、のみ薬を考慮
患者さんによって、手術、レーザー、のみ薬のうちとられる治療が限定されます。