眼圧の合格ラインは?
眼圧がいくつなら合格でしょうか?
→患者さんによって目標がちがいますが、低いほどよいに越したことはありません。(ただし手術後などに異常に低い眼圧になってしまうことはよくありませんが)
眼圧 緑内障 眼圧の合格ライン
Aさん 20以下なら すすみにくい ―――→ 20
Bさん 15以下なら すすみにくい ―――→ 15
Cさん 10以下なら すすみにくい ―――→ 10
Dさん 10以下でも すすむ ―――→ すすむとしてもこれ以上下げることはできないので10以下で合格とする
低い方がよいですが、患者さんによっては高めの眼圧でも緑内障がすすみにくいことがあります。緑内障が悪化していくスピードの判定には、何ヶ月あるいは何年もの時間がかかります。
例えば、治療前の眼圧が16〜20の範囲だった患者さんが、治療後は常に15以下になっていたとします。
治療後何年かたっても緑内障がほとんど悪化しなければ15以下の眼圧で合格といえます。
15以下で緑内障がすすまない
↓
15以下で合格
逆に緑内障がどんどん悪化していく場合は不合格であり、眼圧をさらに低く下げる必要があります。
15以下でも緑内障が早くすすむ
↓
15以下では不合格
↓
眼圧をもっと下げる必要がある