■ 帯状角膜症(たいじょうかくまくしょう)
角膜の中央が帯状に白く濁る病気です。
角膜の比較的表面に近いところにカルシウムが沈着します。
塩酸で溶かすことにより濁りを取り除くことができます。
角膜の深いところが濁っていたり、カルシウム以外の濁りが染みついている時には、濁りが完全にはなくなりませんが、簡便で安全な方法ですので試してみる価値は十分にあります。
手術時間は5〜10分程度です。
手術当日と翌日は、目の痛みを感じることがありますので、鎮痛剤を飲むこともあります。
2〜3日もすれば痛みやごろごろ感も減少してきます。
手術後1週間程度は、目の中に水が入らないように注意して下さい。