■ 麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
まぶたの中に細菌が入って炎症を起こして腫れるものです。
薬で治ることがほとんどですが、膿(うみ)が大量にたまってしまった場合や、しこりが残ってしまった場合には手術をすることもあります。
局所麻酔の注射をまぶたにして、まぶたの裏側から切開します。
皮膚は切開しませんので傷跡は残りません。
手術そのものは痛くありません。
手術時間は5分程度です。
手術後はまぶたに内出血のあおあざができることがありますが、1週間ほどで治ります。
手術後に写真撮影などがある場合は、手術日を延期して下さい。
もともと麦粒腫(ものもらい)になりやすい体質の方は、手術後も再発したり、他の場所に発症することがあります。